2017年9月20日水曜日

孫子の兵法 軍形編その6

今回は孫子の兵法の具体的な例として、孫子の言う「勝ち安きに勝つ」を実践した例を紹介しよう。

恋愛を考えて欲しい。例えば、好きな子がいたとしよう。どうしたら良いだろうか?誰しも悩む問題であるが、答えから言えば、笑顔でいるだけで良い。言葉はいらない事を覚えておくと良いだろう。どう会話したら良いだろうと考えるより、ひたすら笑顔で生活する事を心がけて欲しい。

とは言え、笑顔でいるだけでは、好きな子に自分の気持は全く伝わらない。そこで、気持ちは目線で送るようにする。他の子より1秒だけ長く好きな子を見るようにする。1回では気づかれないかも知れないが、何回かするうちに必ず相手に気持ちが伝わる。ここで注意して欲しいのは、1秒より長くは目線を合わせない事だ。あまりにじーっと見つめたら、何だろうと不信がられるだけ(笑)。

相手が目線によって気持ちに気づいたら、それから貴方に興味を持ち、貴方はどういう人間かとか、恋人としてはどうか等を検討し始めるだろう。そして、恋人として考えても良いなら、その子から直接声をかけてくるか又は何らかのサインを送ってくるだろう。好きな子との会話は、それからすれば良いのである。

人間は結局好きか嫌いかだ。好きならば失敗してもしょうがないとなるし、嫌いならば結果をだしても忌々しいとなる。好きな子から会話など好意的なサインが返ってくるなら、すでに好ましく思われているのだから、例え会話がたどたどしくても何の問題にもならない。照れて上手く話せないと思われるだけだ。これを孫子は「勝ち安きに勝つ」と言っているのである。

いきなり好きな子と会話するのではなく、好きな子が自分に興味を抱くのをじっと待つ。興味をもってくれたなら、多少の失敗は問題とならないのだから、その後の成功率は格段にあがるのである。好きな子に興味をもってもらうには、貴方が魅力的な人間に見えなくてはいけない。つまり、笑顔である。

人が一番魅力的に見えるのは、笑っている時だ。何時も笑っていると、明るい人だなって思われるし、何がそんなに楽しいのと聞きたくもなる。それを好きな子とどう話すべきか悩んでいたらどうだ?顔が深刻にもなるし、暗く見えてしまう事だろう。それでは悩んでそうだからと気を使われてしまい逆効果なのだ。

全体像はつかめただろうか?貴方の魅力を一番引き立てるのは笑顔という事を忘れずに、常に笑顔を心がける事。そうすると、その魅力につられた好きな子とも上手く行きやすくなる。これが孫子の兵法である。



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