多少高くても良い。貴方から買いたい。この考え方は大切かも知れない。と言うのも、何百年と残るような会社はこの考え方である事が多いと言う。できるだけ安く仕入れたいと、仕入先をコロコロ変える会社は100年と立たずに潰れてしまう。仕入れ値をできるだけ抑えたいのは勿論だが、個人的なつながりを重視する会社が生き残るのは面白いデータでは無いだろうか?
結局、最後は人と人とのつながりという事かも知れない。できるだけ安い仕入れ先を見つけるのは当然だが、何百年と長寿の会社は付き合う相手を変えづらいという点も踏まえるべきだろう。付き合いが長いからこそ情が移り、困った時に助け合えるような土壌が出来上がるのだろう。
仕入れ先をコロコロ変えるようなドライな関係は、調子が良いときは良いが、一旦調子が悪くなると誰も助けてくれない事が多いはず。そのため、100年生き残るという視点では弱くなっているのだろう。少しくらい高くても良い。貴方から買いたい。どこか古臭くもある価値観だが、古臭いからこその老練さがあると言った処か。
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