2016年8月7日日曜日

遺産分割と幸せの因果

遺産分割と幸せの関係について興味深い話があるので紹介したい。遺産分割と言えば、争続と言われるくらい揉めたりするわけだが、欲張って人より多くとれた人のその後は幸せでは無い事が多いそうだ。普通に考えれば、他の兄弟より遺産をもらえたわけだし、まさか不幸せになる想像もつかないわけだが、現実は幸せで無い事が多いと言うのだから分からない。

逆に自分の取り分は少なくても良い、親の世話はしてあげたと言う人のほうは、遺産をもらって無いにも関わらず幸せに暮らす事が多いのだとか。斎藤一人によれば、親に育ててもらった恩を返すと言う気持ちが幸せを呼ぶのだろうとの事。受けた恩を返す人に幸せが舞い込むのが宇宙の法則なのだ。

親の遺産をもらうが、親の世話をしない人を考えて見る。このタイプの人は利己的だろうから、誰かのために何かする事を馬鹿らしく思うだろう。誰かのために働いた場合、つまらない事したと不幸せを感じる気がする。だが、親の遺産をもらわず、親の世話をしっかりするタイプの人は利他の人だ。こちらは誰かのために何かする事に幸せを感じている場合が多い気がする。前者が不幸せな事が多く、後者が幸せな事が多いのは当然かも知れない。

利己の人に問題があると言うよりは、利他の人の幸せのストライクゾーンの広さが勝因かも知れない。利他の人の極めて広いストライクゾーンにかかれば、幸せなんてものはどこからでも味わう事ができてしまう。つけ加えれば、人間は利己の人は嫌いで、利他の人は好かれるという間接的な要因もあるはず。


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