無料より高い物は無い

無料より高い物は無いという話があるが、読者は本当の意味を知っているだろうか？今回はそういう話をする。無料より高い物は無いと言うと、無料は最初だけで後で高いんでしょ？と思うのが現代人かも知れない。無料をうたい文句に入ったが最後、やたら高額な請求を受けたという話を聞くことはある。こんな時に、無料より高い物は無いって言うでしょと使われることがしばしばだが、本来は全然違う意味だ。

話は急だが、例えば３０万あげるから目をくれないかと言われたら貴方はどうする？考えて欲しい。３０万で目を売れるわけ無いでしょとならないか？じゃ、１００万ならどうだ？と言われたら、お金の問題じゃないと言うだろう。でも、それでも相手は引き下がらず、俺は金だけはたくさんあるからと、１０００万であんたの両目が欲しいと言ってきたら、貴方は不気味になって体は売れないと逃げ出すかも知れない。

分かるだろうか？貴方は無料でもらっておきながら、いくらお金を出されても譲れないものを持っている。これが無料より高い物は無いというお話。どんな高価な宝石より、どんな豪華な服よりも、もっと貴重な財産を貴方はすでに持っている。その事に気づいているか？自分をもっと大切にしなければいけないよ。当たり前の事に目を向けて見よう。貴方の存在はそれ自体がかけがえのないものなのだから。



----　以下、余談　----

斎藤一人の無料より高い物は無いと言う談話より。内容は記憶で自分なりに書いた。