2016年4月30日土曜日

言わなくても分かって欲しい

言わなくても分かる。男の世界では、当然に求める域と言うか、それが出来る事が良いとされている。上の者が考えている事を、下の者は察して動ければ、出来る人間という評価をもらえるだろう。男社会では当たり前すぎて疑問を持たないわけだが、しかし、恋愛マニュアル的なものを見ると、この感覚がいけないというから面白い。

女性的な思考では、言わなくても分かるかどうかはさほど重要ではなく、分かっていても口にだして共感を得たいらしいのだ。言わなくても分かる事に美徳を持つ男と、口にだして共感する事に美徳を持つ女の違いが興味深い。男女間では、男が何も言わなくなると、共感を得られなくなった女が愛を感じれなくなったとすれ違いが生じるらしいので、男としては女にとっての共感の重要性を良く把握しておかなければならないとなる。

ただ、恋愛マニュアルをさらに見ていくと、言わなくても分かってもらった時に愛を感じると書いてある。恐らくは自分を良く見ていてくれている事に喜びを感じるのだろうが、あえて口に出して共感を得たいのではなかったのか?女心は分からないとなってしまうが、つまるところ、男は女が言わなくても分かって欲しい時と、共感を求めてる時の両方ある事を知るべきなのだろう。

相手を良く見て気を使い、会話を求めてきたら共感を心がければ良いので、具体的に何をすれば良いかは難しくはないが、この男女のメカニズムの違いは良く把握しておきたいものだ。と言うのも、これからはウーマンリブの時代になり、女性活躍社会がうたわれている。今まで以上に上司が女性という事が増えるわけだから、男社会のルールだけでは乗り切れないかも知れない。男の上司と女の上司では求める部下が変わるだろうから、今まで以上に女性を知る事が男には求められるのだろう。こう言ってはなんだが、仕事のために恋愛マニュアルを読む時代が来るかもしれない。





---- 以下、余談 ----

新人研修は恋愛マニュアルという時代も来るのか?少なくとも男は必読だろう。女にとっては男にあらぬ誤解をしないように読むべきか。男の上司が求める事は恋愛マニュアルに書いてある。



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