2016年4月2日土曜日

記憶力+発想力=10

記憶力と発想力は足して10と言う話がある。記憶力と発想力は半比例し、記憶力に長けている人は新しい事を発想する力は乏しかったり、発想力があると記憶力はそれほどじゃなかったりする事が多いらしい。恐らく記憶量が少ないと自分で発想するしかないため、結果発想力が磨かれるという事なのだろう。逆に記憶量が多い人は自分の記憶から答えを探そうとするため、自ら発想せず発想力が弱くなると言った処か。

発想力が大事とは言え、記憶力が高いことが悪い事じゃない。高い記憶力は武器になる。でも、発想力と記憶力は次元が異なるという事を認識して、発想力を磨かないといけない。記憶力10で良かったのはひと昔前の話で、今はインターネットで調べれば大抵は分かるため、記憶力は昔ほど必要とされなくなってる。そして、人工知能の発達により、この流れが加速していくのは目に見えていて、すでにほとんどの分野でロボットは人間より優れていると言われる時代だ。

逆に記憶力が乏しいと思うなら、新しい事を発想する能力は高いかも知れないとポジティブに受け取るのが良い。とかく記憶力の問われる学校の成績が悪いと悲観してしまいがちだが、実は悲観すべき事ではぜんぜんなく、素晴らしいギフトである可能性すらある。なんせ過去の偉人は学校教育のドロップアウト組が多い。記憶力で戦えないなら戦うな。発想力を磨けばいいと好意的に解釈すると良いだろう。

記憶力と発想力は足して10という話を、自分にプラスになるように解釈して欲しい。

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