2016年4月4日月曜日

女遊びは芸のこやし

歌舞伎、落語など伝統芸能の世界に、女遊びは芸のこやしと言う言葉がある。一見すると、女遊びの言い訳なのかなという感じもする言葉だが、実際はそう単純でもないらしい。ビートたけしによれば、芸人にはどこかハラハラした感じというか、こいつ何か面白い事するんじゃないかという雰囲気が大切なのだとか。そういう雰囲気が女遊びによって身につくとラジオで語っていた。そのため、結婚などで生活が定まってくると芸に良い影響はないというような事を言ってる。ビートたけしからすれば、女遊びが文字通り芸のこやしな訳だ。

さて、私見を書こう。女遊びが必要かどうかはさておき、どこか恋するような気持は大切な気がする。自分は歌を趣味で歌っているのだが、歌の歌詞には恋愛に関するものが多い。その歌詞にリアリズムを持たせるためには、自らが恋してるのが早いように思うのだ。歌も結局のところリアリズムのある歌を歌えているかって部分が大切だ。その時に大切なのは、自分が本当にそう思っているか、歌う歌詞の絵が浮かんでいるかになる。恋していればそう言ったイメージがつかみ安く、やはり芸のこやしになる気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿