2017年1月28日土曜日

新入社員の君へ その5

おい、新入り。

また怒られたんだって?

何か失敗でもしたのか?


何もしてないのに怒られたのか。

それは災難だったな。

あの人もムシャクシャしてんだろう。

で、どう思った?


何で俺は失敗してないのに・・・。

理不尽だと思ったか?


もし、そうならお前はまだまだだな。

上司の気持ちを察して見ろ。

そういう時はこう考えるんだ。


失敗したわけでは無いのに、

何で上司は怒ってるんだ?

仕事が上手くいかなくて、

ムシャクシャしてるのか?


数字を背負っているから、

上司も日々プレッシャーを受けているんだな。


よし。俺を怒る事で少しでも気持が晴れるなら、

其れで良いじゃないか。

上司のムシャクシャした気持ちを受け止めてやろう。


分かるか?

部下の仕事には、叱られる事も含まれてる。

どうせなら叱られ上手になって見ろ。

そうすれば、お前はすごく気に入られるよ。




---- 以下、余談 ----

木下藤吉郎を参考。藤吉郎は信長公に良く叱られた。それも理不尽な理由でだ。普通なら不貞腐れてしまうだろうが、藤吉郎は言う。信長公も戦争続きで気持ちが安らがないのだろう。俺を叱る事で信長公が楽になるのなら、喜んで怒られると。

良く叱られた藤吉郎は、叱られる者の気持も良く分かる上役になり、人たらしと呼ばれるようになる。叱られる事は無駄では無い。

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