2017年1月27日金曜日

新入社員の君へ その3

おい、新入り。

声は出せねぇのか?


お前が仕事できないのは、

こっちも分かってんだ。

せめて声だけでも出せねぇのか?


お前の仕事はな、

場の空気を暗くしない事なんだよ。

仕事できない分、せめて声だけでも出せ。

場を暗くするな。


若いお前にはまだ分からんだろうが、

そうしてるとな、みんながお前を気に入ってくれる。

仕事も教えてくれるんだ。

覚えとけ。


新入り、背伸びしようとするな。

出来る事を精一杯やれば良いんだ。


今お前に出来る事は、

明るく振る舞う事だけだろ?

だから、精一杯明るく振る舞え。


それが年を取ると難しい仕事で、

新入りのお前の仕事だ。




---- 以下、余談 ----

江戸時代の職人の話を参考にした。年上が若い者に要求する事は、フレッシュな雰囲気のみ。だから、存分に明るく振る舞うと良いだろう。気に入られる事間違いない。明るさはかなり見られている事を、意識してもらえれば嬉しい。意識しないと、暗くなってしまう事もあるだろうから。

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