2017年1月29日日曜日

新入社員の君へ その6

おい、新入り。

今日は企画書について教えてやる。


お前もそのうち企画を上司に提出したり、

上司から意見を求められる事もあるだろう。

そして、良い案なのに採用されないと悩む事だろう。

だから、今日はその時のための話をする。


お前の企画が採用されるかどうかは、

結局のところ、上司の面子を立てているかにかかってる。


分かるか?

企画の良し悪しもさることながら、

上司の面子がたったかが大事だ。


どんな良い企画でも、

採用するかどうかは人間が決める。

そこをしっかり押さえろ。


企画はな、1つじゃ採用されない。

できるだけ2つは作るようにしろ。

上中下と3案言えれば大したものだが、

とりあえずはA案、B案と2つだ。


そして、こう言ってみろ。

2つの案があるんですが、

決めかねてます。

そこで、上司の知恵を借りたいと。


そうすれば、上司は面子を保ったまま、

一番良い案を採用するよ。

そしてその案は、

恐らくお前が良いと思う案と同じになる。


良い案だから採用すると言う上司もいるが、

案の良し悪しより、自分で決める事を重視する上司もいる。


客観性より面子に重きを置くのは、

有能な上司とは言えないかも知れない。

だが、それに対応できない部下も有能とは言えない。


お前はこれから企画を上司に出す。

良い案なのに採用されないと悩むだろう。

その時にこの話が役に立つ。




---- 以下、余談 ----

決めるのは上司の役目。これをしっかり踏まえる事が大切だ。怒られても、採用されなくても、ニコニコして新しいアイデアを持っていく。これが有能な部下となる。特にニコニコと言う部分を忘れるな。怒りやすくて有能な人間は、間違いなく気に入られるのだから。

良いアイデアは上司も欲してる。だから、アイデアを出しても採用されないと不貞腐れるな。アイデアの出し方に問題があるだけだ。

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