2016年7月9日土曜日

陰徳をつもう

陰徳をつむと良いという話がある。陰徳とは、人知れず行う善行のことだ。とは言え、そんな難しい事をする必要は無い。例えば、自分の家の前を掃除する時に、他人の家の前も掃除してあげると言ったちょっとした事で十分だ。何かの慈善活動をするのも良いだろう。とにもかくにも利他的な行動が、自分に運気がめぐらせるらしい。

自分が幸せと思っている時は気付きづらいが、禍福は糾える縄のごとしと言って、幸せなときに不幸が近寄ってくる。幸せな時は、周りからは嫉妬、妬み等の感情を持たれやすく、周りから攻撃するターゲットに選ばれやすい。だが、陰徳をつむようにすると、そのターゲットから外れやすくなると言えば良いか。

相手の幸せが勘に触るとはいえ、自分に恩恵のある人を攻撃する人は稀だし、攻撃するようなら守る人がでてくる。結果的に、陰徳をつむと幸せが長く続きやすい道理となる。利己的な行為を非難する人は多いが、利他的な行為は非難しづらい。何か裏があるに違いないと影口を叩かれるだろうが、それでも味方が多くなるので相殺される。禍福は糾える縄の如し。幸せだからこそ、他人にお裾分けする意識が大切だ。

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