2016年7月17日日曜日

晴れの日の友、雨の日の友

今回は晴れの日の友、雨の日の友という話を紹介したい。友達と一言に言っても色々な人がいるものだ。自分が調子が良いときは近寄ってきて、自分が調子悪くなると見切りを入れてくる人がいたと思えば、自分が調子が悪い時こそ親身になってくれる人もいる。前者を晴れの日の友と言い、後者を雨の日の友と言うらしい。

人間は自分本位になりやすく、雨の日の友を大事しない人が多い。例えば、芸能人で言えば、売れない時代を支えてくれた本来は最も大切にしなければならない友を軽く扱い、売れてからできた友ばかりを優遇する。だが、売れてからできた友は所詮晴れの日の友だ。貴方が売れなくなったら、貴方の前からいなくなる。売れる時代が長く続くとは限らないし、それを長く続けさせてくれる人こそが苦労時代の友な事を忘れてはいけない。

歌手は飯の食えない時代を支えてくれた女性と結婚するが、売れてくるとその女性と離婚し、新しい綺麗な子と結婚したりする。だが、その綺麗な子は売れている歌手だからこそ近寄ってきた子だ。歌手が売れなくなれば、当然のようにその歌手の目の前から消えていく。

貴方にとって本当に大事な友は誰だろうか?晴れの日の友を邪険にしろと言いたいのでは無い。だが、雨の日の友に目を向けているだろうか?考えるキッカケになれば嬉しい。貴方にとって、本当に助けとなる大事な友は雨の日の友だ。忘れないで欲しい。一度、貴方から見切りをつけられたと思った雨の日の友は、さすがに次の雨の日に友でいてくれるかは分からない。雨の日の友にこそ、お陰様で今の自分がありますと言えるような人間でありたいものだ。

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