2016年7月30日土曜日

幸せとお金の関係

貴方は今、幸せだろうか?幸せな人もいれば、幸せと言えない人もいるだろう。では、何があれば幸せかと問われれば、お金や欲しいもの等無いものねだりをするかも知れない。ただ、結論から言えば、今の生活に幸せを感じれていないのなら、この先何があろうとも幸せを感じれないかも知れない。逆に、今の生活に幸せを感じてるなら、この先も幸せでいられる可能性は高い。今回はそういう話を紹介したい。

まず、幸せに関する興味深いリサーチを紹介する。そのリサーチでは宝くじの当たった人が一年後幸せになれたかを調べたそうだ。イメージの世界では、彼らは宝くじに当たって億万長者になれたわけだし、さぞ幸せに暮らしているはずだ。だが、現実はどうだったか?リサーチ結果によれば、宝くじの当たる前と当たった後で、幸せを感じるレベルは変わらなかったそうだ。驚きの結果だ。宝くじを当たる前幸せだった人は、その後も変わらず幸せだったし、当たる前に不平不満を言っていた人は、その後も変わらず不平不満だらけの生活だったわけだ。

次は下半身麻痺のような重度の障害を持った者が、それを持つ前に比べどうなったかを紹介する。彼らは何不自由なく動けた日常が、下半身麻痺によって不自由な生活になったのだ。さぞ、不幸を感じているだろうと思うわけだが、リサーチしたところ、彼らも障害を持つ前と持った後で幸せを感じるレベルが変わらなかったと言う。こちらも驚きの結果だ。重度の障害者になったのに関わらず、障害者になる前明るく暮らしていた人は、障害者になった後も明るい生活を送っている。

この2つの事は、現実とイメージの世界が全く異なる事を示唆している。今の生活に幸せを感じれない人は、例えお金持ちになったとしても幸せを感じれない可能性が高く、そして、今の生活に幸せを感じている人は、この先不幸が起きたとしても、時間がたてば幸せを感じれるようになる可能性が高い。幸せと言うと、どこか遠い世界の夢の話になりがちだが、結局は今の生活に幸せを見出せる性格かどうかになりそうだ。月並みの表現になるが、幸せは身近にあると言えよう。気付けるかどうかが分かれ目となる。



---- 以下、余談 ----

この話と中村天風や斎藤一人、小林正観の話を合わせて考えてもらえればと思う。検索すれば、たくさんHITするはず。もしかしたら、何か開けるかも知れない。お金は最低限必要なのは言うまでもないし、お金は有難いものだ。健康が良いのも間違いないだろう。ただ、幸せかどうかは本人の考え方による処のほうが大きい。圧倒的プラス思考こそが幸せの根源なのだ。

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