げんが悪い事はしてはいけない。昔からの言い伝えで、してはいけない事はしないほうが良い。そう言われれば、ほとんどの人は言われなくてもと思うだろう。でも、長い間には所詮昔からの言い伝えだという時もくるものだ。してはいけないとは言うが、その理由がはっきりしないし、そんなもの関係あるかと。
げんが悪いとされている事は、今となっては単なる慣習で、その理由がはっきりしないものが多い。そこで、自分が何故げんが悪い事をしていけないかを説明して見る。げんが悪い事をしてはいけない理由は、貴方がげんが悪い事を知っているという事につきる。もし、貴方がげんが悪い事をしてしまったとしよう。そうすると、その結果の良し悪しを問わず、貴方の心にげんが悪い事をしたという心残りが起きやすい。少しでも悪い事があると、もしかして罰が当たったのかと考えやすく、結果として心の平安が保ちづらくなるのだ。
ただ、げんが悪い事と知りつつ行い、その事が全然気にならない人もいるだろう。であれば、げんが悪い事をしても苛まれることは無いだろうが、今度はその人間性に問題がでる。つまるところ、織田信長的な末路が待っているだろう。げんが悪い事を知りつつ気にしないようでは、ルールを無視しても構わないという性格が垣間見えるため、それが悪くでれば、どこかでルール無視から報復される。その報復が罰となる。
---- 以下、余談 ----
陰謀論的な切り口も紹介しておく。既得権益なり守りたいものがあって、あえて罰があたるとか、げんが悪いという事にするケースもある。宗教上の理由であったり、金銭が絡んでいたり理由は様々だが、この場合その既得権益を持っている人なり団体が、人為的に罰をあてる事もあり得る。一つだけ言えるのは、触らぬ神に祟りなしだ。
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