2017年3月27日月曜日

新入社員の君へ その38

おい、新入り。

今日は工夫の話をしようか。


例えば、先輩が得意先を回った後、

お時間さいて頂きありがとうございますと、

お礼の電話を入れていたとしよう。


お前はまずは真似すれば良い。

そうして営業でまわった後は、

お礼の電話がマナーと覚えるわけだ。


だけど、慣れてきたら真似だけじゃダメだ。

お前なりに工夫をしなければならない。


例えば、先輩はお礼の電話だけだったなら、

お前は礼状も加えてみる。

そして、得意先にとって良い情報を一つ書いておく。

これが工夫だ。


良い情報を加えるのがポイントだな。

人間ってのはな、

結局は親身になってくれる人が好きだ。


特に中小企業の社長さんなんかは、

自分が会社を思ってるように、

会社を大事にしてくれるだろうかって思う。


会社は調子良い時ばかりじゃない。

辛い時もくる。


その時に自分と一緒に頑張ってくれるのか。

親身になって会社の事を考えてくれるのか。

こういう人間性を見ている。


だから、礼状をおくり、

お前の気持を伝えるわけだ。


長くなったが、

自分なりに工夫してけよ。

こう言う所が差になっていくんだぞ。




---- 以下、余談 ----

江口克彦を参考にした。工夫すると仕事が楽しくなる。仕事が楽しくないなら、自分なりに工夫しているか思え返せと言えば豊臣秀吉となる。工夫で大事なのはお客のためにという気持ち。人付き合いが気薄になったとは言え、仕事は結局は人間が行うもの。参考になれば嬉しい。

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