2017年3月15日水曜日

新入社員の君へ その30

おい、新入り。

上司の先回りしてるか?

自分の仕事だけしてるんじゃ駄目だぞ。


慣れてきたら、

上司のやりたい事を察して、

先回りして動け。


職業人にとっては、

自分の仕事は最低限だ。

周りへの気配りができてこそ一人前だ。


例えば、そうさなぁ。

上司がお茶が欲しいと思ったら、

お茶がそっと出るくらいの気配りが理想だ。


勿論、お前にお茶を出せって言うわけじゃないぞ。

それくらい上司の気持ちを察して動けって事だ。


そういう事を日々つづけるとな、

相手の気持ちを察する事ができるようになる。

お前に思いやりの心が身に付くんだ。


思いやりは大切だぞ。

仕事も結局は人間がするものだ。

思いやりがある人間かどうかで、

周りの反応も変わってくる。


例えば、帰り際に同僚が仕事してたとして、

何か手伝える事無いかと声を掛ければ、

同僚は喜ぶだろう。


例え大丈夫と遠慮したとしても、

その心使いに感謝し、

俺も助けてやるかとなるもんだ。


まぁ、肩肘はらずに、

まずは上司の先回りをするつもりで働いてみろ。

きっと良い事あるよ。





---- 以下、余談 ----

江口克彦、立川談志を参考にした。使える人間と使えない人間の違いは、技術的な事より気配りによる事が多い。気配りとは思いやりの心。仕事の出来る人間というのは、気配り上手な人間と思って、思いやりの心を養って欲しい。上司の先回りをするのは、その一つの訓練だ。

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