2016年3月30日水曜日

何事も遊びの感覚で

仕事は遊び感覚でするのが良いという話がある。仕事はつまらないもの、我慢してすべきものと言ったイメージが強くあると、楽しめるわけないと考えがちだが、ちょっと考えてみて欲しい。遊びと仕事の差って何だろう?自分が思うに、遊びは自分のやりたい事をやっているから楽しい。仕事は言われた事をするだけなので楽しくない。こんな処では無いか?

もしそうなら、仕事で自分のやりたい事が出来れば、仕事は遊びになると言えよう。仕事がつまらないと感じるなら、その仕事にやりたい事を作り出せていないだけとも言える。豊臣秀吉の逸話を紹介しよう。彼は言った。草履取りなどつまらないという輩がいる。自分に言わせれば、どんな仕事でも一番を目指して打ち込めばつまらない仕事などない。つまらないと言うなら、お前が真摯に仕事してないだけだ。こんな感じの事を彼は言っている。

人はつまらないと思った時、ブレーキを踏みがちだ。つまらないから、もう辞めよう、耐えようと。しかし、それは自己コントロールの手段としてお薦め出来ない。もし、つまらないと感じてしまったなら、その時はアクセルを踏め。つまらないからこそ一生懸命を心がけるのだ。そうすると、その仕事の習熟度が上がり、自然と自分なりのやりたい事が出来てくる。やりたい事が出来れば、今度はポジティブな視点から仕事を見る事ができるはずだ。そして、いつの間にか遊びと仕事の境界線がなくなっている事に気づくだろう。

何事も遊びの感覚が良い。遊びには自由な発想がある。ストレスもない。周りから見てても楽しげで、つい近寄りたくなる。何事も遊びにするコツは、一生懸命やる事。この際、自分からブレーキを外し、アクセルのみにしてしまわないか?

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