2016年3月21日月曜日

人の見ていない時こそ見せ場

人の見ているところだけ張り切る輩が多い。だから、人の目線のある中で人物評価をすると騙されるかも知れない。人が見ていないところでは、その人本来の姿が出る。だから、熟練者は人の見ていない時に、その人が何をしているかを見るという話がある。

かの有名なオードリー・ヘプバーンはローマ休日で一躍有名になったが、ヒロインに抜擢された理由はオーディション後の笑顔が素敵だったからだそうだ。驚いた事に、オーディションを受けさせておきながら、オーディションでは合否を決定していなかったのだ。ハリウッドのプロ中のプロの映画監督からすれば、演技などというものは自分が指導すればどうとでもなる。それより、演技じゃない女優本来の素の美しさを知りたいと言ったところなのだろう。

人の見ている時を見せ場として勘違いしていまいがちだ。人の見ていない処はサボってもばれないと。しかし、人の見ていない時に何をしているかこそ見られている事を知らなければならない。いつだって見られている意識で行動せよ、人の見ていない時こそ見せ場なのだ。

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