2017年12月18日月曜日

ハリネズミのジレンマ

寒い夜、仲間と暖を取りたいハリネズミ。

でも、体から生えてるハリが邪魔してね。

くっつくと互いを傷つけちゃう。


くっつくと痛い。

離れると凍える。

だから、くっつかず、離れず。

適度な距離が生命線。






---- 以下、余談 ----

ハリネズミのジレンマは男女、上下、横とどの種の人間関係でも同じ事が言える。人間は誰しも触られたくない部分がある。そこにベタベタと触れば、ハリネズミのごとくハリで反撃を受ける事だろう。かと言って、離れすぎては疎遠になり人間関係が途絶えてしまう。故に、君子の交わりは淡き水の如しである。

そして、特に仕事では、自分だけしかできない分野を大切にすると良い。自分の仕事を他人に全て把握されると、その相手に操作されるようになるし、軽く扱われやすい。相手に踏み込ませない領域を確保する事が自分の価値を維持し、ハリネズミのハリを持つに至るという意味でも抑えると良いだろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿