2017年1月31日火曜日

新入社員の君へ その12

さて、これから社会人生活をするにあたって、

君がまずしなければならない事は、

何よりも良く聞くことだ。


学校時代どうだったとか、

そういうのは社会にでたら全く関係ない。

会社では君は新入りなのだから、

まずは先輩方の話を良く聞きなさい。


先輩方が君に合わせるのではなく、

君が先輩方に合わせていく。

こういう気持ちが、君に福を呼ぶ。


会話は君が2割、先輩が8割が調度良いので、

自分が2割以上話したと思ったら、

良く反省する事。





---- 以下、余談 ----

新入社員は良く意見を出し、良く話を聞き、良く怒られる。これが大事だ。今回は話を聞くに焦点を当てて見た。聞き上手はみんなに好かれる。それ以上の理由はいらないだろう。聞き上手の目安は、だいたい2割~3割で自分の話を終える事。参考になれば嬉しい。


新入社員の君へ その11

これから君は色々な仕事を任されるだろう。

そして、大小様々な失敗をするのだろう。

時には落ち込むかも知れない。


でも、その時はおめでとう。

前もって言っとくよ。

ようやく一人前になったね。


人が一人前になるためには、

煮え湯を呑む経験と、人を呑む気性が必要と言う。

君は今その煮え湯を飲んだ。

大人になったという事だ。


失敗すれば辛いかも知れないけど、

その時は深く考えるな。

お前が思ってるほど、

他人は大きく考えてない。


これから失敗するだろう君だからこそ、

この話を贈りたい。




---- 以下、余談 ----

失敗をして初めて人は一人前となる。失敗して辛い気持は、一人前になるための通過儀礼だ。命って字を見て見ろ。人は一回叩かれると書くぞ。命ある君は一度は叩かれるんだ。君だけが叩かれるんじゃない。みんな叩かれる。なら、その時が来たってだけさ。

新入社員の君へ その10

おい、新入り。

何時も頑張ってるようだな。

今日は見られてる意識って話をしよう。


たまにいるんだが、

人が見ている処だけ頑張って、

人が見ていない処では力を抜く奴がいる。


当人はばれないと思ってるらしいんだが、

人はそう言う所もちゃんと見てる。

そう言う所を他人に見られてしまうとな、

お前の信用は無くなっちまうぞ。


この人が頑張ってるのは、

頑張ってるフリなんだって思われたら、

眼もあてられないだろ。


だから、お前はそういう奴にはなるなよ。

人が見てないから良いじゃない。

人が見てないからこそ頑張るって人間になれ。


誰も見てないのに頑張る姿を見た時、

人はその人を応援したくなる。

誰かの前で頑張る姿を見せるより、

ずっと心を打つんだ。




---- 以下、余談 ----

常に見られている意識は大切だ。誰かの見ている前でサボる奴は少ないし、悪い事する奴もいない。だが、誰も見てないと思うとサボるし、悪い事してもばれないと考えてしまう。しかし、人は結構見ているもの。その姿を見られてしまうと、貴方は階段を踏み外すことになるだろう。だから、人が見てない時こそ注意してほしい。そこに落とし穴があるのだから。

2017年1月30日月曜日

新入社員の君へ その9

おい、新入り。

暗い奴にはなるなよ。

暗い奴は誰にも好かれないからな。


何せ、暗い奴は暗い奴まで嫌いだ。

自分も暗いくせに、暗い奴見かけたら、

場が暗くなるって言ったりする。


でもな、暗い奴と会ったら、

自分の顔をチェックしないといけないぞ。

相手の顔が暗い時はな、

大抵はお前の顔が暗いんだ。


お前が暗いから、

前の奴も暗くなっている。


だから、暗い奴に出会ったら、

自分の顔をチェックする。


で、笑顔で無かったら、

努めて笑顔になろうとするんだ。

笑顔だったら、その笑顔を崩さないようにな。


前の奴が暗いからと言って、

お前まで暗くなる必要は無い。

お前が相手を明るくしてやる位の気概を持て。


明るい奴はみんなに好かれる。

暗い奴はみんなに嫌われる。

でも、自分が明るいか暗いかは、

大抵は目の前の人の表情にでる。


明るい人間になれよ、新入り。




---- 以下、余談 ----

斎藤一人を参考にした。世界は鏡のようなものと言う。前の人の表情は、実は自分の表情な事が多い。前の人が暗かったら、自分の顔をチェックする癖をつけると良いだろう。自分は明るいと思っていても、他人は暗いと思ってるかも知れない。その他人の判断は表情に現れるわけだから、利用しない手はない。

新入社員の君へ その8

おい、新入り。

上司の機嫌をとってるか?

努めてとるようにしないとダメだぞ。


良いか、

上司が機嫌が良い時は、

仕事でも教えてやるか、

呑みにでも連れてってやるかと、

お前に良い事ばかりが起きる。


だが、上司が機嫌悪いとな、

当たられたり、愚痴を聞かされたり、

呑みに行っても説教になったりする。


だからな、

上司の機嫌を取る事が、

お前にとって一番大事な仕事になるんだ。


そしてな、

上司の機嫌をとってると、

客の機嫌も取れるようになる。


上司も客も同じ人間だ。

機嫌を取る要領も似てる。


だからな、

上司の機嫌を取ってる内に、

客の機嫌もとれるようになって、

腕もついてくる。


まぁ、騙されたと思って、

上司の機嫌を取って見ろ。

自然と一人前になるよ。




---- 以下、余談 ----

豊臣秀吉を参考。人を最も速やかに出世させるのは、オベッカだと言われる。オベッカを否定する事は、出世しないと言ってるようなもの。オベッカばかりなんてと嫌がらずに、どうせなら日本一のオベッカ使いになろうとする事だ。何を隠そう、それが豊臣秀吉ではなかったか?

新入社員の君へ その7

おい、新入り。

仲間は選べよ。


毒気のある仲間と付き合ってると、

大切な仲間とも上手くいかなくなるぞ。

毒気のある奴からは、

距離をおくのに越したことは無い。


特に旨すぎる話を持ち込む奴には注意しろ。

そういう奴は、お前を嵌めて楽しむような奴が多い。


これからの長い社会人生活だ。

仲間で失敗しないためにも、

良い仲間を作れ。


良い奴ってのはそうさな。

お前がピンチの時に、

助けの手を差し伸べてくれるような奴だな。


そういう奴は良い。

普通はピンチの時はお前から離れる。

そこを助けてくれようとするんだからな。

得難い仲間になるだろう。


仲間を選ぶ時は、

そう言う所も良く見て置くんだぞ。


まぁ、眼がキラっとしている奴を探すことだ。

幼児の頃はどんな奴も目が輝いてるが、

年をとるとそれが曇ってくる。


年をとっても目がキラってしてる奴は、

優れた人物だ。

是非、仲間になってもらえ。




---- 以下、余談 ----

加賀100万石の前田利家を参考。彼が信長公の不興を買い浪人していた折、みんなが彼の元を去った。だが、柴田勝家と森可成の2人だけが彼を励ました。この経験を踏まえ、利家は不遇の時に本当の人が分かると言っている。

不遇の人を助ける人は良い人だ。その姿をみたら、友達になってもらうのが良いだろう。逆に、不遇の人から離れる人がいる。悪い人かどうかは分からないが、貴方が不遇になれば役には立たない人であることも間違いない。

晴れの日の友、雨の日の友と言ったりするが、大切なのは雨の日の友。努々忘れないようにしたい。特に雨から晴れになると、雨だったころを忘れる人が多いが、そう言う所も他人はよく見ている。注意する事だ。


2017年1月29日日曜日

新入社員の君へ その6

おい、新入り。

今日は企画書について教えてやる。


お前もそのうち企画を上司に提出したり、

上司から意見を求められる事もあるだろう。

そして、良い案なのに採用されないと悩む事だろう。

だから、今日はその時のための話をする。


お前の企画が採用されるかどうかは、

結局のところ、上司の面子を立てているかにかかってる。


分かるか?

企画の良し悪しもさることながら、

上司の面子がたったかが大事だ。


どんな良い企画でも、

採用するかどうかは人間が決める。

そこをしっかり押さえろ。


企画はな、1つじゃ採用されない。

できるだけ2つは作るようにしろ。

上中下と3案言えれば大したものだが、

とりあえずはA案、B案と2つだ。


そして、こう言ってみろ。

2つの案があるんですが、

決めかねてます。

そこで、上司の知恵を借りたいと。


そうすれば、上司は面子を保ったまま、

一番良い案を採用するよ。

そしてその案は、

恐らくお前が良いと思う案と同じになる。


良い案だから採用すると言う上司もいるが、

案の良し悪しより、自分で決める事を重視する上司もいる。


客観性より面子に重きを置くのは、

有能な上司とは言えないかも知れない。

だが、それに対応できない部下も有能とは言えない。


お前はこれから企画を上司に出す。

良い案なのに採用されないと悩むだろう。

その時にこの話が役に立つ。




---- 以下、余談 ----

決めるのは上司の役目。これをしっかり踏まえる事が大切だ。怒られても、採用されなくても、ニコニコして新しいアイデアを持っていく。これが有能な部下となる。特にニコニコと言う部分を忘れるな。怒りやすくて有能な人間は、間違いなく気に入られるのだから。

良いアイデアは上司も欲してる。だから、アイデアを出しても採用されないと不貞腐れるな。アイデアの出し方に問題があるだけだ。