2024年6月7日金曜日

無門関 25則 覚書

 【三座説法】

ある昼下がり田植えをしていると、カエルの鳴き声が耳に入ってきた。耳を澄ますと、外から聞こえてきたはずの音が自分の内側から鳴っていた。この音は自分が鳴らしているのかと、そう思った。それから一時、聞こえる音すべてを自分が鳴らしている何とも奇妙な世界になった。







カエル「夢でも見たんじゃないの?」




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